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カテゴリ:・イタリア語コラム( 73 )

ソクラテスとイタリアンパセリ

「ラ・ボエーム」第一幕。冬のパリの屋根裏部屋。
寒さに震えている友人たちの前に食べ物と銀貨を携え意気揚々と戻ってきた
音楽家ショナールが「三日三晩弾き続けて稼いだ金」だと皆に得意気に話す場面。

「ある金持ちにレッスンを頼まれたが、
その主人は飼っているオームが
死ぬまで弾いてくれと言ったんだ。
そこでこうだ、
僕は三日三晩弾き続けた。
それから僕の麗しき風貌と魅力を駆使し…
お手伝いを夢中にさせ…
オームにパセリを盛ってやった
オームは翼を広げ、くちばしを開き、
ソクラテスよろしくお陀仏さ。」

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Il Prezzemolo:イタリアンパセリの花

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La cicuta maggiore (Conium maculatum)

Cicuta maggiore(ドクニンジン)は、草本植物で、イタリア全土に存在し、海抜1800mまで見つけることができる。一般的には Cicutaとして知られ、イタリアンパセリによく似ている。
歴史上では、死刑を宣告された哲学者ソクラテスが、これを煎じた液を飲んで死に至ったことが知られている。緑の茎には、下半分に、たいてい赤か紫のブチやマダラが入っている。茎の赤い斑点は、ヨーロッパでは「ソクラテスの血」と呼ばれることもある。

La cicuta maggiore :Conium maculatum
La Cicuta Maggiore è una pianta erbacea, presente in tutta Italia si può trovare fino a 1800 metri di altitudine. Comunemente nota come Cicuta assomiglia molto al Prezzemolo ed passata alla storia quale bevenda che diede la morte al filosofo Socrate che venne condannato alla pena capitale e la bevve sono forma di infuso.
by aula-magna | 2020-09-25 23:50 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

2020年度後期イタリア語講座は10月1日開講です。

2020年度前期イタリア語講座は、9月17日をもって無事終了致しました。
コロナ禍の影響で7~9月(8月はお休み)の計6回と短期間でしたが、今までの倍の広さの研修室でマスクを着用してのレッスンとなり、3ヵ月半振りの再会に胸が熱くなりました。皆さま熱心に学んでいただきありがとうございました。

2020年度後期イタリア語講座は10月1日開講です。
日時:木曜日/月2~3回:全6か月 14回の予定です。(1レッスン90分)
10月/1, 8日 11月/5, 12, 19日 12月/3, 10日
1月/14, 21日 2月/4, 18日 3月/4, 11, 18日

前半19:00~19:45 
   会話:イタリア人の日常生活の様々な場面をとらえ練習します。
後半19:45~20:30 
   講読:イタリアの17世紀から19世紀の歴史を取り上げます。
by aula-magna | 2020-09-19 14:44 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

2001年から開催されている「ヨーロッパ言語の日」

9月26日は「ヨーロッパ言語の日」です。

 2001年から開催されている「ヨーロッパ言語の日」_f0172744_2052297.png

ヨーロッパの言語と文化の多様性を祝い、紹介しながら言語学習の重要性への意識を促進するために2001年から開催されている記念日です。今年の「ヨーロッパ言語の日」は、ヨーロッパの国々の歌とその歌詞をご紹介して9月26日(土)にお祝いします。
歌詞の意味を知り発音を練習しながら、言語と音楽に触れるイベントをオンラインで開催します。

インフォメーション
開催日: 2020 年 9月 26 日
時間: 15:00 17:30
入場 : 無料
by aula-magna | 2020-09-11 20:48 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

2020年度前期イタリア語講座は7月2日開講です。

2019年度後期イタリア語講座は、6月18日をもって無事終了致しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月をお休みとし、森下文化センターの開館に合わせて6月より再スタート。今までの倍の広さの研修室でマスクを着用してのレッスンでしたが、お元気な皆さんとの3ヵ月半振りの再会に胸が熱くなりました。熱心に学んでいただきありがとうございました。

2020年度前期イタリア語講座は、本来は4月にスタートするところですが、コロナ禍の影響で7~9月(8月はお休み)の計6回と致します。
日時:木曜日/月3回:全2か月6回(1レッスン90分)
7/2,9,16 (8月はお休み)9/3,10,17 の6回。
前半19:00~19:45 コロナ禍によるイタリア人の生活の中での会話を取り上げます。
後半19:45~20:30 イタリアを中心にしたチーズの歴史について学びます。
by aula-magna | 2020-06-19 19:28 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

2019年度前期イタリア語講座は、4月4日開講です。

森下文化センター2018年度後期イタリア語講座は、3月14日をもって終了しました。
皆さんとても熱心に学んで頂き、私にとって毎回楽しい時間となっています。
様々な場面を想定した会話の練習と、イタリアの生活習慣、文化、歴史にまつわるエピソードを紹介した文章の読解を2本の柱に、イタリアの言語と文化を学ぶ面白さが、日々の生活を豊かにするヒントになることを願いながら、講座を進めています。

2019年度前期イタリア語講座は、4月4日開講です。_f0172744_121876.jpg

2019年度前期イタリア語講座は、下記の日程で行います。
日時:木曜日/月3回:全14回 (1レッスン90分/19:00~20:30)
4/4,11 5/9,16,23 6/6,13,20 7/4,11,18
8月はお休みです。 9/5,12,19 

講師:とよしま 洋 
(ご興味のある方は、見学にいらしてみてください。)
by aula-magna | 2019-03-15 11:28 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

魔王ルシファー

我が家が亡き母の通っていた教会に近いことから金曜日の夜に行われる聖書研究に通っています。毎回、聖書を理解せずしてヨーロッパの文化を理解できないと思い知らされることばかりです。
前回は、ルシファーが取り上げられ、ヴェルディ作曲のオペラ「仮面舞踏会」のウルリカが祈願をする場面を思い浮かべながらの時間でした。

ギュスターヴ・ドレによる地球へ向かうルシファー
  魔王ルシファー_f0172744_19302790.jpg
 







 
ウルリカ         
  魔王だ!魔王だ!胸の鼓動の中に
  私は今、彼のすさまじい抱擁による
  喜びが燃えあがるのを感じている!
  魔王ルチフェル
  未来の光明を左手に握っている!




ルシファー (Lucifer)とは、明けの明星を指すラテン語であり、光をもたらす者という意味をもつ悪魔・堕天使の名である。キリスト教、特に西方教会(カトリック教会やプロテスタント)において、堕天使の長である魔王サタンの別名でもある。
神によって作られた天使(ケルブ)たちの中で最も美しく知恵のある最高位の天使であったルシファーは、自分も神でありたいと望んだが故にサタンとなった。

旧約聖書 エゼキエル書28章12-14節
お前はあるべき姿を印章としたものであり、知恵に満ち美しさの極みである。
私はお前を翼を広げて覆う*ケルブとして造った。お前は神の聖なる山にいて火の石の間を歩いていた。お前が創造された日からお前の歩みは無垢であったが、ついに不正がお前の中に見出されるようになった。

*ケルブとは智天使を意味するヘブライ語であり、
ラテン語ではcherubである。cherubino は cherub の縮小辞である。
by aula-magna | 2018-10-28 19:37 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

2018年度後期イタリア語講座10月11日開講

森下文化センター2018年度前期イタリア語講座は、9月20日をもって終了しました。
皆さんとても熱心に学んで頂き、私にとって毎回楽しい時間となっています。

後期からも、また新しいメンバーが加わりますので、ますます楽しみです。
2018年度後期イタリア語講座は、下記の日程で行います。
日時:木曜日/月3回:全14回 (1レッスン90分/19:00~20:30)
10/11,18, 11/1,8,15, 12/6,13,
1/10,17, 2/7,14,21, 3,7,14

講師:とよしま よう 
(1995年4月に開講し、今年で24年目に入っています。見学可能です。)
by aula-magna | 2018-09-21 18:13 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

2017年度後期イタリア語講座は10月5日開講です。

森下文化センター2017年度前期イタリア語講座は、9月21日をもって終了しました。
皆さんとても熱心に学んで頂き、ありがとうございました。

2017年度後期イタリア語講座は、下記の日程で行います。
今年度は新しい方々が加わって、賑やかになり、ますます楽しみです。
日時:木曜日/月3回:全14回 
(1レッスン90分/19:00~20:30)
10/5,12,19 11/2,9,16 12/7,14
2018年 1/11,18 2/15 3/1,8,15
講師:とよしま よう 
(1995年4月に開講し、今年で22年になります。見学可能です。)

※昨年夏には森下文化センターの改修工事が終わり、とてもきれいな環境で学んでいます。
by aula-magna | 2017-09-23 23:08 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

雪がゆっくりひらひらと舞う

粉雪が降るのを見ると、イタリアで最初に学んだ詩、ジョヴァンニ・パスコリの
「orfano」が頭に浮かんできます。
雪の舞う様子を「fiocca, fiocca, fiocca:フィォッカ、フィォッカ、フィォッカ」と
表現する音の響きが、雪景色とぴったり結びついて、私には忘れられない作品と
なりました。
Pietro Cimara(1887~1967)は、「Fiocca la neve:雪が降る」というタイトルで
この詩に曲をつけています。

Orfano
       Giovanni Pascoli(1855~1912)
 Lenta la neve fiocca, fiocca, fiocca.
Senti: una Zana dondola pian piano.
Un bimbo piange, il piccol dito in bocca;
canta una vecchia, il mento sulla mano.
 La vecchia canta: intorno al tuo lettino
c’è rose e gigli, tutto un bel giardino.
Nel bel giardino il bimbo s’addormenta.
La neve fiocca lenta, lenta.
          Da “MYRICAE”


みなしごの赤ちゃん

雪がゆっくりひらひらと舞いながら降っている。
耳を澄ませてごらん、揺り籠がゆっくりゆっくりと揺れて
赤ちゃんが泣いている、小さな指をくわえて。
手に顎をのせて、おばあさんが歌っている。

「おまえの小さなベッドの周りには、
薔薇や百合が一面に咲いたきれいなお庭があるんだよ。」
きれいなお庭で、その子は眠りに落ちてゆきます。
雪はひらひらとゆっくりゆっくり舞い降りています。
by aula-magna | 2014-02-16 19:32 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

「馬年」に寄せて:CAVALLO(馬)

イタリア語の「cavallo:馬」は、とても良い意味で使われ、
「馬年」というと、イタリア語からは発展的なイメージが浮かびます。

cavallo di battaglia(戦いの馬):得意なもの、十八番を意味します。

Essere a cavallo(馬に跨っている):「難関を突破している」という意味で
例えばOrmai siamo a cavallo.(もう我々は馬に跨っている):
我々はもう大丈夫だよ。」となります。

partire a cavallo e tornare a piedi.(馬で出かけて歩いて帰る):
勇んで出かけ、がっかりして帰る」ことです。
by aula-magna | 2014-01-08 14:31 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

イタリアオペラ翻訳家 とよしま 洋 のブログです。


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