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カテゴリ:・花と木々( 8 )

オリーヴの木に花がたくさん咲きました。

今年は、我が家のオリーヴの木7本に可愛い花がたくさん咲きました。
幼木から育てて3年目、やっと、それも一斉に花が咲きました。
「平和」のシンボルであるオリーヴが花を付けてくれたことで、気持ちが明るくなりました。

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旧約聖書にある「ノアの方舟」の記述から、オリーブの木は「平和」の象徴、幸せを呼ぶ木とされています。

E la colomba tornò a lui,
verso sera; ed ecco,
essa aveva nel becco
una foglia fresca d’ulivo;
onde Noè capì che le acque
erano scemate sopra la terra.   (GENESI 8-1)

鳩は夕方になって
ノアのもとに帰ってきた。
見よ、鳩はくちばしに
オリーヴの若葉をくわえていた。
ノアは水が地上からひいたことを知った。(旧約聖書創世記第8章11節)

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by aula-magna | 2020-05-13 15:51 | ・花と木々 | Trackback | Comments(0)

ルーコラの可愛らしい花が咲きました。

ルーコラは初夏に、クリーム色ががった白い花を咲かせます。食べられますのでサラダなどに添えて楽しんでいます。
毎年種を採って、今年で5年、5代目になります。
ルーコラには、葉が大きめのいわゆる Rucola (Ruchetta) と、葉の細い Rucola selvatica : 野生のルーコラ が あります。これは後者の Rucola selvatica です。

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ルーコラは、βカロテンやビタミンC・K・Eを豊富に含む野菜です。特に、ホウレンソウの2倍ものビタミンCを含んでいて、鉄分はプルーンの1.5倍も含まれていると言われています。また、辛味の素であるアリルイソチオシネートは、わさびやからしなどにも含まれる成分で、強い抗酸化作用が特徴です。ガンや血栓を予防する効果があると言われています。

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by aula-magna | 2020-04-29 13:49 | ・花と木々 | Trackback | Comments(0)

「レモンバーム」の勢いが止まらない。

レモンバーム(英語:Lemon balm、メリッサ、学名:Melissa officinalis)
レモンバームは東地中海地方の原産で、繁殖力が非常に強く、今日では南ヨーロッパをはじめ世界中で育てられ、ティーや料理から美容まで幅広く利用されています。

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レモンバームの別名メリッサは、ギリシャ語で「ミツバチ」を意味し、その甘い香りでミツバチを引きつけることに由来しています。「バーム」という名は、バルサム(香膏の意)を縮めたものです。
このハーブは、昔からティーとして広く飲まれ、慢性の気管支炎や熱、頭痛に効くと言われています。抗菌作用や抗ウイルス作用もあることから、アレルギーの予防にもなるともいわれています。また抗うつ作用があるといわれ、さわやかな香りで気分の落ち込みや精神の高揚を鎮め、不安な気持ちや緊張を和らげてくれます。ドイツで神経性不眠症および消化器系に対し有効性が認められています。中世には「長寿のハーブ」として、毎日飲み続ければ長生きすると信じられていました。
花言葉は「思いやり、同情」です。

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by aula-magna | 2020-04-22 11:20 | ・花と木々 | Trackback | Comments(0)

セージの花が咲き始めました。

セージはサルビアの仲間で、薬用サルビアとも呼ばれ長楕円形の葉からは、さわやかな香りがし、薬草や香辛料として活用されています。ローズマリーとともに、際立って強い抗酸化作用を有し、殺菌、消化促進、強壮、解熱作用があるとされ、香りには不安を取り除く働きもあるとか。
ラテン語で健康を意味する「salvus」が語源で、イタリア語では「salvia」、フランスで「sauge」、イギリスで「sage」へと変化したとされています。豚肉の臭み消しや煮込み料理の味付けによく使われ、ソーセージ(sausage)は、セージが語源だそうです。

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中世ヨーロッパでは、セイジが防腐・増血の効果を持つと考えられ、騎士たちは戦場で負傷してもこの煎じ汁を飲めば手足を切断されずにすむと信じたと言われています。古代ローマ軍がイギリスに渡った際にも、この種をまきながら行軍したため、セージの茂る道はローマ兵の通過を示すと言われています。
花言葉には「尊敬」「知恵」「幸せな家族」「家族愛」などがあります。

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by aula-magna | 2020-04-12 19:18 | ・花と木々 | Trackback | Comments(0)

「修道女アンジェリカ」に刺激されて!

今年に入って、プッチーニのオペラ三部作の中の「Suor Angelica:修道女アンジェリカ」の翻訳に取り組んでいます。この作品の主人公アンジェリカは、薬草を修道院の畑で育て、仲間達の怪我の治療をしています。
もともとハーブに興味のある私は、訳しながら薬草についてもっと知りたいと思う気持ちが募り、これを機に、この4月からハーブについての講座を受け始めました。教材として送られてきた種を蒔いて育て、勉強してゆきます。何気なく使っていたハーブの効力・歴史などを詳しく学び、また、お料理やティータイムに工夫しながらハーブを使うなど毎日楽しんでいます。最短で秋にはハーブ・コーディネータの資格を取ることもできるので元気が出ます。

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by aula-magna | 2018-04-09 07:36 | ・花と木々 | Trackback | Comments(0)

プッチーニ作曲のオペラ「Le Villi(妖精達)」と忘れな草

「Le Villi(妖精達)」
第一幕 第二景のアンナのアリア
転がり込んだ遺産を受け取るために、遠い旅に出発する恋人ロベルトとの別れを悲しんで、
アンナは忘れな草の花束を、ロベルトの旅行カバンにそっと忍ばせる場面です。

アンナ
(ひとり、忘れな草の花束を手にして)

ああ、可愛い花よ、もし私が
お前たちのように小さく可愛い花なら
いつもいつも、あの人の傍にいられるでしょう。
そして、あの人に言うでしょう、
「私、いつもあなたを思っているの!」と。

さらにあの人にこう言うの、
「私を忘れないでね!」
お前たちは私よりもずっと幸せね。
あの人について行くのですもの
谷から谷へ、丘から丘へ
私のあの人について行くのですもの...
ああ、もし、お前たちの名前が(注)
偽りのものでないなら、
私の愛する人に繰り返しておくれ、
「私を忘れないでね!」と。
(ロベルトの旅行カバンの中に、花束を入れに行く。)

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(注)お前たちの名前
アンナが手にしている花束は
忘れな草、その名をイタリア語では
Nontiscordardime と言う。
これは、Non ti scordar di me!
「私を忘れないで !」 と言う意味である。

名前の由来は、中世ドイツの悲恋伝説
ある日、若い騎士ルドルフが、恋人ベルタとドナウ川のほとりを散策していると、岸辺に咲く美しいこの花を見つけます。ルドルフはベルタのためにその花を摘もうと岸を降りていきましたが、誤って川の流れに飲まれてしまいます。ルドルフは最後の力をふりしぼり、摘んだ花を岸に投げベルタに「Vergiss-mein-nicht!(私を忘れないで)」という言葉を残して死んでしまいます。
残されたベルタは、亡きルドルフの思い出としてこの花をいつまでも身につけていたことから、この花は「私を忘れないで」と呼ばれるようになったと伝えられています。

こちらも読んでください。
『妖精ヴィッリ』と『カヴァレリア・ルスティカーナ』
http://aulamagna.exblog.jp/24303477/
by aula-magna | 2017-09-06 10:32 | ・花と木々 | Trackback | Comments(0)

宿り木と「ノルマ」

2017年元旦
ラリック美術館の敷地内をエントランスまでゆっくり歩いていると、足元に「ヤドリギの下でキスをすると幸せになる」という説明つきの印を見つけ、見上げると、樹木が落葉していたので、枝の上に団塊状の株の形をした宿り木が幾つも見えました。

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話には聞いていても実際に目にしたのはこれが初めて、なんと不思議な植物なのだろう??と思いながら、古代ケルト族の神官ドゥルイドによれば、宿り木は神聖な植物であるとするオペラ「ノルマ」の一場面が、より鮮明になりました。

【ノルマ:第一幕・第四景】
ドゥルイド達:神のお告げは?どんな運命なのか話してください。
ノルマ   :運命のときが成就するのを待ち、平和を保つのだ... 
        私は聖なる宿り木(il sacro vischio) を刈り取ろう。
(ノルマは宿り木を刈り取り、巫女たちがそれを籠に拾い集める。)

アリア<Casta Diva>
        清き女神よ、これらの聖なる老木を
        銀色に照らし出す貴女よ
        雲や霞に隠れることなく
        その美しい姿を我々に見せてください。。。



by aula-magna | 2017-01-04 02:26 | ・花と木々 | Trackback | Comments(0)

バーベナの香りの妻よ

蝶々さんがスズキに、ピンカートンに《バーベナの香りの可愛い妻》と
呼ばれていたと語る場面に興味をもって以来、バーベナの花を育てています。
今年はたくさん咲きました。
でも残念なことに、バーベナにはほとんど香りはありません。

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蝶々夫人Madama Butterfly 第2幕〈ある晴れた日〉から
.........
al primo incontro, ed egli alquanto in pena
chiamerà chiamerà:               
《Piccina mogliettina
olezzo di verbena》,
i nomi che mi dava al suo venire.........

お戻りになったら
あの方は胸を詰まらせてこう呼ぶの
《可愛い妻、バーベナの香りの妻よ》
これはね、あの方が初めていらしたとき
私につけた名前なのよ。
by aula-magna | 2013-05-02 11:56 | ・花と木々 | Trackback | Comments(4)

イタリアオペラ翻訳家 とよしま 洋 のブログです。


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