イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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2014年12月31日

今年は朝の連続ドラマ「花子とアン」を熱心に観て、facebookの「翻訳家・村岡花子の朝ドラ
『花子とアン』を楽しもう」のグループにも入れていただき、その輪が大きく広がって翻訳に
かかわる方々と様々な思いを伝え合えたことは素敵な経験でした。そしてオフ会という形で、
直接皆さんと顔合わせができたことは、この時代だからこそ実現できた夢のような出来事でした。
この会を実現するために力を注いでくださった皆様、心からありがとうございます。

そして村岡花子役を演じた吉高由里子さんが赤組の司会をつとめる紅白歌合戦では、
美輪明宏さんが、“蓮子と龍一が駆け落ちする場面で流れ話題となった”「愛の賛歌」を歌い、
そのご自身訳の歌詞は、もとのフランス語をそのまま伝えるべく日本語にしたもので、新鮮な
世界が広がりました。
日本人に解り易い内容・言葉に置き換えることをせずに訳したものを直訳と言い切ってしまうのは
浅薄、文化の違いから抵抗感があるとしても、日本人の育った環境からは想像し得ない本来の
世界を届けられるような翻訳をしてゆきたい、この思いを更に深くした年の瀬でした。

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皆様、今年も一年間ありがとうございました。

by aula-magna | 2014-12-31 23:10 | ・日記 | Trackback | Comments(2)
12月のイタリアの街は、各通りごとに趣向を凝らしたクリスマスのイルミネーションに
彩られ、美しく輝きます。

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華やいだ街の一方、家庭では、Albero di Natale(アルベロ・ディ・ナターレ):
クリスマスツリーを飾ります。またイエスの降誕の場面を再現した馬小屋の模型、
プレゼピオも欠かせません。

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このプレゼピオは、アッシジの聖フランチェスコ(1182頃~1226)が、1223年12月25日に
ラッツイオ州の小村Greccio(グレッチョ)を訪れ、崖の中腹にある洞窟に、キリスト降誕の
場面を模して人形を飾り、人々と共に祝ったのが起源とされています。

クリスマスツリーもプレゼピオも、12月8日Immacolata Concezione (聖母無原罪御宿り
の日)に家族で飾る習わしですが、キリスト生誕を祝う飾りつけですから、イエス・キリスト
だけは、12月24日の夜にプレセピオの中に入れます。

サンタクロースはイタリア語でBabbo Natale こちらもご覧下さい。
by aula-magna | 2014-12-11 00:46 | ・イタリアのこと | Trackback(1) | Comments(2)
パンドーロ(pandoro)とパネットーネ(panettone)といえば、イタリアのクリスマスのお菓子です。
パンドーロとは「黄金のパン」という意味で、ヴェローナ発祥のお菓子です。切り口は黄金色で、
スポンジケーキのようにシンプルですが、その甘い香りはたまりません。パンドーロが入った袋に
添付の粉砂糖を全部入れ、袋の口を持って上下に振ります。こうすると全体に粉砂糖が行き渡り、
見た目も美しく、そして美味しくいただけます。
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一方、パネットーネは、ミラノが発祥の地。こちらは、ブリオッシュ生地にレーズンやオレンジ
ピールなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げた薫り豊かなパン菓子。チョコレート入りなど
地方やメーカーによってバリエーションがあります。
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暖炉のある家では、暖炉のそばにおいて、暖かくしていただきます。
部屋に漂うパンドーロやパネットーネの甘い香り、クリスマスには欠かせないドルチェです。

2009年のパネットーネの記事はこちら

by aula-magna | 2014-12-08 18:18 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)