イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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モーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」の舞台は、なぜナポリなのか
とずっと気になっていました。
この疑問が、先日発売された「リッカルド・ムーティ自伝」を読んでいて
解決できたのです。以下抜粋です。

“この物語はノイシュタット(ドイツ語で新しい町という意味)という町で
実際にあった話なので、事実を明かすことを避けるためにナポリ(ギリシャ語で
ネオポリス、つまり新しい町)に置き換えたとのことだった。”

生活の中でも、何かおかしい?何か変だ?と思うときには、必ず理由が
あるものです。
それがすっきり解決できると何とも爽やかで心地よいものとなりますね。

by aula-magna | 2013-11-23 01:03 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(0)
昭和初期の芸術の粋が集結したスパニッシュ様式の邸宅小笠原伯爵邸
永い間、手が加えられず静かに眠っていた館が、2002年にレストラン
として蘇りました。先日、ピアニストの牧子さんのご紹介で念願が叶い、
ここのバールで女子会を!!!!!!
ソプラノ歌手の美帆子さんと共に、パエリヤをいただきながら、伯爵邸の
美味なる赤ワインも手伝って、3人でこの上ない嬉しい時間を過ごしました。
お食事のあとは、美しい庭園と邸内を我々の笑顔と共にしっかりカメラに収め、
楽しさの余韻に浸りながらの帰宅でした。

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庭園の目を見張るオリーブの木

そしてこの小笠原伯爵邸を再生させた同社が、大磯の築101年の洋館
旧木下家別邸、現存する日本最古の2×4(ツーバイフォー)工法の洋館にも、
この春、素敵なイタリアンレストランを実現したのです。
大磯に15年ほど住んでいた私は、その頃、この別邸の前をほとんど毎日
通っていましたので、ぜひ訪ねたい思いが募ります。


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美帆子さんと牧子さん伯爵邸内にて


小笠原伯爵邸は昭和2年(1927年)、小笠原家30代投手・小笠原長幹(ながよし)
伯爵の本邸として完成し、今なお約1000坪の敷地面積を誇ります。
設計は大正・昭和前期の和洋折衷様式建築を得意とした曾禰中條建築事務所。
この建築事務所は、他に慶應義塾大学図書館(明治45年)や日本郵船ビル
(大正12年)を手がけています。
by aula-magna | 2013-11-05 00:05 | ・日記 | Trackback | Comments(2)

道ができている場所では

3年前に載せた詩を、また今日も読み返してみました。

ベンガル語の詩人タゴール(1861~1941)の「果実あつめ」の1篇
道ができている場所では             山室静・訳

道ができている場所では、わたしはわたしの道を見失う。
大海には、青空には、どんな道も通っていない。
道は小鳥の翼の中、星の篝火の中、移りゆく季節の花の中に
隠されている。
そこでわたしはわたしの胸にたずねる---おまえの血は見え
ざる道の知恵をもっているか、と。
by aula-magna | 2013-11-03 11:26 | ・日記 | Trackback | Comments(0)