イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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今年もイタリアの高等学校卒業試験 (Esame di Maturità) が6月19日から始まりました。
これは国家の資格試験で、今年は約50万人の学生が挑戦しています。
試験の始まる前日には、著名人に「試験日のことを覚えているか?」とのインタビューや、
受験生への励ましの様々なメッセージが、テレビやラジオで放送されていました。

ローマ市長 Ignazio Marino 氏のメッセージ:
「私はあの日のことを、今尚はっきりと覚えています。告白すれば、足が震え、何も
覚えていないような感覚に陥り、私には筆記試験にも口頭試験にも合格する能力は
ないと思えました。私は重要なことを行わねばならない時、いつもそうしていたように、
前日の午後、トマトソースのスパゲッティを作って食べ、そして寝ました。
とにかく、みなさん懸命に取り組んでください。私は、あなたがたの知性、情熱、
創造力が、首都ローマと我国全土の発展に寄与するものと確信しています。
真剣に取り組んでください、私は、あなたがた一人一人の能力を価値あるものと
するよう懸命に取り組むことをお約束します。In bocca al lupo!」

Maturitàは成熟を意味します。
In bocca al lupo!(狼の口の中へ!):さあ、しっかり!
by aula-magna | 2013-06-30 00:21 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)
2013年6月16日から27日まで、カンボジャのプノンペンで開催されている
第37回ユネスコ世界遺産委員会で、6月21日にシチリア島の「エトナ山」(自然遺産)、
23日に「メディチ家の邸宅群と庭園群」(文化遺産)が、世界遺産として登録され、
イタリアの世界遺産は全49箇所になりました。イタリアは世界遺産登録総数世界一の
座を守り続けています。

エトナ山は標高3340m、欧州大陸で最も標高が高い活火山で、 過去2700年に
及ぶ噴火の記録、世界でも類まれな火山活動、その名が何千年も前から知られて
いること(ギリシャ神話にも登場)、科学的重要性、文化的教育的価値が認められ
ました。
肥えた火山性土壌は農業に適し、ふもとには葡萄園や果樹園が広がり、ブラッド
オレンジ(ARANCIA SANGUINELLA )は「エトナの娘:Figlia dell'Etona」とも
呼ばれています。
by aula-magna | 2013-06-27 11:53 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)

もみじの種は竹とんぼ

今、我が家のもみじの木では、竹とんぼのような羽の付いたもみじの種がたくさん風にそよいでいます。
間もなく風に乗って遥か遠くへ..............

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by aula-magna | 2013-06-16 11:50 | ・日記 | Trackback | Comments(2)

白メダカと黒ネコちゃん

休日、久しぶりに友と湘南のティールームでお茶を飲みながらとりとめもなく語り合った。

私 : 息子が結婚し、間もなく“父親”になる、すなわち私は“おばあちゃん”!
よくある話なのに... 私には夢のような、奇跡のような気がするの......

友 : わあ~~~ 聞いているだけでワクワクする、おめでとう、よかった!!!!!!
去年から白メダカを飼い始めて... 毎日の楽しさが倍加している....
今日の夕方、生まれたばかりの黒ネコちゃんを貰いに行く.... などなど

心地よい風が海の香りを運んでくるテラス席で、あっという間に数時間が経ってしまった。
別れ際に、友のひとこと... 「生き物を飼うと寂しくないから...」。
思いがけない言葉に「心の隅に生まれた寂しさを見抜かれてしまった」と帰りながら思った。
そして今日、我が家に「白メダカ」がやって来ました。

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by aula-magna | 2013-06-11 13:53 | ・日記 | Trackback | Comments(0)

温かく素朴な門扉

我が家の門扉の取っ手がうまく機能しないので、部品を取り寄せようとホームセンターに問い合わ
せたところ、もう製造していないので全部取り替えるしかないという。
まだまだ綺麗なので大掛かりな工事をするのには抵抗があり、気になりながらそのままにしていた。
今年の初めに「アンティークな門扉にするのは無理かしら?」とガーデンデザイナーの友人に相談して
いたのだが、なかなか会う機会がもてず、昨日やっと会うことができた。

近況などを語り合った後、「解体した古いウイスキー樽があるから、私がそれで門扉を作ろう。」
と言いながら差し出されたデザイン画を見たとたん...
オペラ “トスカ” の中で、画家のカヴァラドッシが数々の想い出に襲われ、歌う
“E lucean le stelle.... e olezzava la terra... stridea l’uscio dell’orto...
 e un passo sfiorava la rena.”
(星が輝いていた... 大地が香り... 菜園の戸口が音を立て... その歩みが軽く地に触れた。)
が私の中で鳴り出した。
温かく素朴でエネルギーある門扉、なんて素敵なのだろう、友に感謝しながら出来上がる日が
待ち遠しい。
by aula-magna | 2013-06-09 21:16 | ・日記 | Trackback | Comments(0)

幸せを呼ぶクリスタル

友とランチに出かけた帰り道、キラキラする光に惹かれ二人して立ち止まった小さな出店。
「窓辺にかけると毎朝キラキラと輝き、幸せを運んできます。私がその願いを込めて一つ一つ
カットしています。」と元気良く話す店主の言葉に、思わず手にして買い求めたクリスタル。
今朝も窓辺にかけたクリスタルの中に、朝の光を受けて虹が!!!!
見ていると心が澄み渡るようで嬉しい。「今日もきっと良い一日になる。」

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by aula-magna | 2013-06-09 08:43 | ・日記 | Trackback | Comments(0)
日本語では、子供や若い女性などを褒めるとき 「かわいい!」 と言いますが、そのまま
イタリア語に訳して 「Che carino/a!:なんてかわいいの!」 と言うと違和感が漂います。
「bello/bellino:美しい」を使って「Che bello/a! Che bellino/a!:なんて美しいの!、
なんて素敵なの!」と言います。
物の場合には「caro/carino」は「かわいい」という意味で使いますが、
本来「caro/a」は「愛しい」という意味なので、使い方を間違えると妙な具合になります。
イタリアでは配偶者に対して男性には「Caro!」女性には「Cara!」と呼び合います。

名詞・形容詞の語尾を「-ino:男性形/-ina:女性形」と変化させると縮小辞。
by aula-magna | 2013-06-06 01:14 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)