イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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オペラの稽古は通常ピアノ伴奏で行い、オーケストラとの合せは本番近くになって行います。
従ってオペラでは指揮者のもとで、稽古ピアニストの伴奏と共に練習が進んでゆきます。
このピアニスト達はオペラ全曲を弾くわけですから、オペラの内容、細かいセリフに至るまでを
理解し演奏する大きな存在で、コレペティートル(Korrepetitor:独語)と呼ばれています。

何年か前に、ヴェローナでの「フィガロの結婚」の音楽稽古に参加した折、指揮者がピアノ伴奏を
「orchestra:オーケストラ」と呼んでいたことに新鮮な驚きを感じました。
このとき以来、素晴らしいピアノ伴奏は、オーケストラをも感じさせてくれるのだということを、
合わせて呼び方一つで、演奏者側の気持ちも変わることをはっきりと感じています。
by aula-magna | 2013-04-13 23:27 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(0)