イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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一代主義の愚かさ

私がペルージャ大学に通っていたとき、毎日エトルスコの門をくぐって学校に通っていました。
2000年以上も前に建てられた門の下を生活の一部として当たり前のように通うことに大きな
カルチャーショックを受けました。そしてイタリア人の余裕と寛大さはここにあると思えたのです。
彼らの人生は、先祖の人々が築き上げた宝物を大切にし、これを発展させ、次の世代へと
繋げるという意識が生活の根底に流れていて、自分達は長い歴史の一部であり、これを大切に
して生きる、そこに生きるプライドをもっていると。
日本人の生活は、どこか一代主義で、自分の生涯がどうであるかに目を向けてしまうため、
ほんとうに大切なことを見失い、あくせくしてしまうのではないでしょうか。
もっと遠くを見つめ、次の世代にとって、今どうすればよいかを見極めなければ問題を解決した
ことにはなりません。自分達さえよければという考えは幼稚です。原発問題、ゴミ問題等等、
次の世代につけを回してはなりません。
次の世代への橋渡しとして自分の存在があると考えれば、競争することもなく、成すべきことも
はっきりし、心も生活も豊かになれると思います。
by aula-magna | 2013-01-28 00:38 | ・日記 | Trackback | Comments(0)

FELCE AZZURRA

愛用の洗剤たち。
最近日本では香りのする洗剤が大流行していますが、私は強い香りには弱く、
化粧品なども大抵の場合、無香料のものを選んでいます。
その中でイタリア"PAGLIERI"社の製品の清潔感あふれる香り"profumo
classico"はなぜか好きで、昔から愛用しています。
柔軟剤なども使わない私ですが、先日近くのお店で"PAGLIERI"社のものを
見つけ、つい購入してしまいました。
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アイロンがかけやすくなるというので、お洗濯が楽しみなのですが、今日は
あいにくのお天気、外は真っ白な雪景色です。
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by aula-magna | 2013-01-14 15:16 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)
私の2013年は、ヴェルディの「レクイエム:鎮魂歌」の歌詞翻訳の仕事で
始まりました。ヴェルディが、イタリアの文豪マンゾー二の死を悼んで書き
上げたこの曲は、一周忌の1874年5月22日に、ミラノのサン・マルコ寺院で
ヴェルディ自らの指揮で初演されました。

イタリア語訳からではなく、ラテン語から直接訳すことに挑戦したいというのが
私の長年の夢でしたので、昨年から学校に通いラテン語を学び始めたのですが、
イタリア語はラテン語に最も近い言語と言われているものの、その難しさには
四苦八苦しています。それでも翻訳にあたって様々な演奏を聴きながら、この
曲の荘厳さに包まれた厳かな年の初めとなりました。
その資料の中で、出合った文を皆様にご紹介します。

人を愛する者は人を語れる、人を愛さぬ者は苦悩もなく鎮魂曲も生み出せぬ。
人を知ることが誠であり、美を得ることである。
この天賦の才は、悲嘆を超越した神秘を「レクイエム」に湛えさせている。
by aula-magna | 2013-01-06 18:02 | ・イタリアの芸術 | Trackback | Comments(0)

2013年元旦

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
by aula-magna | 2013-01-01 00:18 | ・日記 | Trackback | Comments(0)