イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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嬉しいことがあった日!

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(息子が帰国しました。)

by aula-magna | 2012-05-19 21:07 | ・日記 | Trackback | Comments(2)

丁寧であること。

大辞泉によると「丁寧」とは、
「細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。」
とあります。

イタリアで生活すると、常に感じるのは「生活が丁寧であること」です。
物を大切に扱う、動作が美しいなど、ひとつひとつに心が行き届いていて、
生きるエネルギーを感じ、素敵だなと思います。
美しいもの、おいしいものを生み出す力も、ここにあるのではないでしょうか。

これは言葉とも通じると思うのです。イタリア語は語尾が変化することで、
人称・単複・時制が変わります。最後まで丁寧にはっきり言わないと話は
伝わりません。
この最後まで丁寧に行う感覚が、生活の根底に流れているように思います。
また、楽しい面白いと思えば、とことん実行してしまう行動力にも驚かされます。

日本語も最後まで丁寧にはっきり話す習慣をつけると、日々の生活がより
快適に楽しくなると考えるのですが、みなさんどう思われますか?
by aula-magna | 2012-05-19 10:08 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)

RONDINI:つばめ

昨夕、家の近くの坂を降りていると、頭上を二羽のつばめが急降下してゆき、旋回しながら
マンションの広い入り口の軒下の同じ場所に何度もとまろうとしていました。
巣を作るのでしょうか? これから通るのが楽しみです。

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1972年初夏、イタリアに初めて到着して大学に通い始めた頃、夕暮れに学校裏の丘を
通ると眼下にレンガ色の屋根が広がり、そこに数え切れぬほどのつばめが飛び交っていた
ことを想い出します。遠くまで響き渡る教会の鐘の音を聞きながら、美しい光景に見入り、
「空気・色・音・時間」すべてから異国にいるのだと実感し、日本を遠くに感じたものです。

(2008年5月17日ブログを始めました。
 今日から5年目に入ります、これからもどうぞ宜しくお願い致します。)
by aula-magna | 2012-05-17 09:41 | ・日記 | Trackback | Comments(0)

COLAZIONE:朝食

最近は、お天気が良いと庭で朝食をとります。
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朝の陽光の射す中で、空に響き渡るしじゅうからの“ピース、ピース”の鳴声を聴いていると、
今日一日を応援してくれているかのように思えてきます。
by aula-magna | 2012-05-14 08:18 | ・日記 | Trackback | Comments(0)
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南イタリアのプーリア州のアルベロベッロは、トゥルッリと呼ばれる石を積み上げただけのとんがり屋根の家が立ち並ぶまるでおとぎ話のような街です。
15世紀の末、ナポリの支配下にあったこの地に、アクアヴィーバ伯爵が送り込まれ、この街を統治し、ナポリ王に納入する不動産税をごまかすために、すぐに壊せる家を建てるよう命じました。役人が来るたびに、住民は解体と建て直しを繰り返す苦難の生活を強いられたのですが、1797年には自ら街を治める権利を勝ち取り、圧制は終わりました。
この可愛い不思議な街は1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。


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この街を訪れた生徒さんがお土産に下さった可愛い鍋つかみ、
余りにも綺麗で使えないでいます。

by aula-magna | 2012-05-12 16:14 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(2)

我が家の姫沙羅の木

5月に入ると新緑が勢いよく辺りを覆い、生命がほとばしリ出るような自然の息遣いに
毎年のことながら驚かされています。
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我が家のヒメシャラ(姫沙羅)も若葉に包まれ、私の仕事場の窓辺を飾ってくれます。
アジサイの咲く頃には、2センチほどのしとやかな小さい花がたくさん咲き、樹皮は
橙色で美しくシラカバ、アオギリとともに、三大美幹木と呼ばれています。
by aula-magna | 2012-05-07 08:44 | ・日記 | Trackback | Comments(2)

朴の花

ご近所の朴の木に花が咲きました。
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直径15センチほどの大輪で、芳香を発し真上を向いて咲いています。
葉も花と同様大きいため、食べ物を盛ったり、包むのに使われます。
岐阜県高山名産の「朴葉味噌」のように、ホオノキの葉に食べ物をのせ
焼いて食べる料理はよく知られていますね。
by aula-magna | 2012-05-06 07:52 | ・日記 | Trackback | Comments(0)
昨日、イタリア映画祭最終日「ジョルダーニ家の人々」を観てきました。
「輝ける青春」の脚本家サンドロ・ぺトラリアとステファノ・ルッリの作品というので
心弾ませて映画館へ......
上映時間6時間39分の長時間にもかかわらず、細部に亘って心に染み入る場面に
釘付けになり、瞬きするのさえ惜しいような映画で幸せな一日となりました。
また美しいイタリア語とローマの街並みに魅了され、DVDが出たら手に入れたいと
思っています。

物語は、ローマに暮らす一見不自由のない幸せな六人家族に、三男が不慮の自動車
事故で亡くなるという不幸が起きます。これをきっかけに家族が心に秘めていた様々な
問題が浮き彫りになり、家族や人々の心の葛藤、愛と別れ、そして出会いの中で人間の
つながりの在り方が描かれてゆきます。
観客である私たちは、思いがけない一面に遭遇し、自分のことのように喜び、悲しみ、
また共感しながら、人を愛すること信じることで心を取り戻せる、人生は豊かになる
と確信させてくれる作品でした。
7月21日より9月14日まで岩波ホールで特別ロードショーがあります、皆さん是非是非
ごらんになってください。
by aula-magna | 2012-05-05 19:09 | Trackback | Comments(2)

ゼラニュウム:geranio

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昨年植えたゼラニュウムが、今年も咲いてくれました。

by aula-magna | 2012-05-05 15:34 | ・日記 | Trackback | Comments(0)
イタリア語で右は“destra”、左は“sinistra”と女性名詞です。
その形容詞は、それぞれ“destro”“sinistro”となり、これが男性名詞にも
変わり、本来の右・左だけでなく特別な意味が加わります。

destro:
形容詞「右の・上手な」
男性名詞になると「好機」
例えば「cogliere il destro:チャンスをつかむ」の意味になります。
その副詞は「destramente:上手に・抜け目なく」。

sinistro:
形容詞「左の・不吉な」
男性名詞になると「災難」
例えば「sinistro stradale:交通事故」
その副詞は「sinistramente:不吉に・悪意を込めて」。 

「最後の審判」の絵では、神から見て右が「天国」、左が「地獄」になっています。
また、相手に敬意を表すときは“dare la destra:右側を与える”、即ち相手の
左側に立って右側を譲ります。
by aula-magna | 2012-05-03 09:11 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)