イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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「皇帝ダリア」と教えていただきました。晩秋に、空にそびえて立つ姿は圧巻です。

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by aula-magna | 2011-11-21 16:28 | ・日記 | Trackback | Comments(0)

イタリアの喜劇映画

昨日から3日間イタリア文化会館でイタリア・コメディを代表する映画監督マリオ・モ二チェッリ
の作品の上映会が開かれています。
初日の昨日は、上映に先立ち塩野七生氏の解説かあるというので会場は満員でした。

上映されたのは「I soliti ignoti」(1958年)、チラシのタイトル訳は、「いつもの見知らぬ男
たち」でしたが、塩野さんはこれを「その辺にごろごろいる普通の人たち」と訳し、そしてこれら
喜劇を見るに当って「日本人の好きな、自分探しをしようなんて、ちょっとでも思っちゃいけま
せん」。
「イタリアは日本ほど相続税が高くないので今でも貴族が存続している、何人もの貴族と出会
ったが素敵な人は一人もいない、彼らは“ゆるい”、堕落しているのとは違う、堕落というのは
そこに意志が働いている。」なんと的確な表現と感心しながら、これは、日本の現状にも色々
当てはまり、渦中のO社についても最先端の素晴らしい技術を研究開発している技術者たち
の上にいる経営者たちの「ゆるみ」から起こったことなどと様々なことを考えながら帰宅しました。

映画はもちろんのこと、とても刺激的な時間でした。
塩野さんの言葉には、日本人の陥りがちなイタリアへの偏見を見事に払拭させる力があり、
イタリアへの深い理解と愛情が溢れていました。
by aula-magna | 2011-11-19 14:36 | ・イタリアの芸術 | Trackback | Comments(0)
2年ほど前に友人からお土産にいただいた、フィレンツェ・デルベ(Derbe)社のハンドクリーム
に出会い、それ以来その香りと潤いに魅せられてしまいました。
ルネサンス期・中世イタリアで使われていたフィレンツェ薬草処方(Speziali Fiorentini)の
レシピをお手本にデルベ社が開発した天然ハーブエキス配合のハンドクリームで、肌にうる
おいとハリを与え、乾燥や肌荒れから手や指先を守ってくれます。

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オーキッド&ブラックカラント    ローズ&ブラックベリー
     
この2種類とも香りが好きで、ひとつを選べずいつも両方購入してしまいます。
今年もまた手に入れることができたので、寒い冬にも楽しみが増えました。
by aula-magna | 2011-11-19 10:23 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)
ロッシーニは1792年2月29日、イタリアのアドリア海に面したペーザロの音楽一家に
生まれ、1868年11月13日(金)午後11時77歳でパリで死去し、11月21日、パリの
ペールー・ラシェーズ霊園に、ケルビーニ、ショパンとベッリーニの墓の傍らに埋葬
されました。
1887年4月30日、遺体はペールー・ラシェーズの墓からイタリアへ移され、5月3日に
フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂に埋葬され、現在に至っています。
by aula-magna | 2011-11-13 12:59 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(0)

ジェノバの洪水

【11月6日 AFP】イタリア北部の港湾都市ジェノバ(Genoa)で、4日に降った大雨により
洪水が発生し、6人が死亡した。水が引いた市内の路上には、流されてきた車や家具、
泥土が残されている。
41年前に25人が死亡した洪水以来最悪の洪水となった。

 リグリア海(Ligurian sea)とアペニン(Apennine)山脈の間に横たわるジェノバは4日、
6時間のうちに年間平均降雨量の約3分の1にあたる356ミリの大雨に見舞われ、洪水が
発生した。破壊されてばらばらになった車やオートバイの残骸が洪水に流され、根こそぎ
倒された木や家具が路上に散乱した。続きは以下で......
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2839027/8030943
by aula-magna | 2011-11-11 23:37 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)

イタリア各地で集中豪雨

昨日、45年前の11月3日に始まったフィレンツェの大洪水について書いたばかりなのですが、
10月末から降り続いている集中豪雨によって、現在イタリア各地で大きな被害が出ている
というニュースが入ってきました。
特に大きな被害を受けているのが、世界遺産のチンクエ・テッレを中心とするリグーリア州で
ジェノバ市内では同じ11月3日から局地的豪雨となり、河の氾濫で6名の犠牲者がでました。
現在、大雨はリグーリア州からピエモンテ州に北上しており、ポー川満潮時の水位が心配
されています。

世界各地で、津波、洪水と自然が猛威を振るっていますが、もうこれ以上の被害がでないように
切に願っています。
by aula-magna | 2011-11-07 00:21 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)
1966年11月4日、フィレンツェで大洪水が起きました。
11月3日の早朝5時から18時間大雨が降り続き、4日にはアルノ河が決壊し、フィレンツェは
水と泥に飲み込まれ、市内の水位は5メートルにまで達し、34人が亡くなりました。
この洪水で400万冊の本、1万4千点の美術作品、距離にして18キロに及ぶ資料が泥と水の
被害を受けました。
フィレンツェ救済のために世界各国からボランティアが駆けつけフィレンツェの遺産を救い
出し彼らは「泥の天使たち」と呼ばれ、若者たちの連携による最も偉大な自発的行動として
語り継がれています。

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以下のサイトで、その時の映像を見ることができます。
http://www.informagiovani-italia.com/angeli_del_fango_alluvione_66.htm

イタリア映画 「輝ける青春:La meglio gioventu'」の中に、当時の状況や人々の思いが
描かれています。
by aula-magna | 2011-11-05 15:48 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)

孤独であると.....

人は孤独を感じると、世の中の大切なもの尊いものが見えてきます。
孤独になると心の騒々しさが消え、美しいものが愛おしくなります。
「ラ・ボエーム」のロドルフォとミミの最初の出会いで、ロドルフォが
「僕は詩人です。こんな貧乏暮らしの中でも、詩を綴りながら
僕の魂は億万長者のようになるのです。」と自己紹介すると、

ミミも自分の生活を語ります。
Vivo sola, soletta   私は独りぼっちで暮らしています、
là in una bianca cameretta:   あの小さな白い部屋で。
guardo sui tetti e in cielo;   そこから町の屋根や大空を眺めています。
ma quando vien lo sgelo   でも雪解けの季節がやってくると
il primo sole è mio,   最初の太陽は私のもの
il primo bacio dell’aprile è mio!  春の最初の口づけは私のものなのです。


私はこのフレーズが大好きです。
by aula-magna | 2011-11-01 11:31 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(0)