イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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<   2009年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧

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(foto Yoh)

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by aula-magna | 2009-12-22 22:55 | ・フォトアルバム | Trackback | Comments(5)

PANETTONE(パネットーネ)

パネットーネはイタリアでクリスマスにいただく伝統的なお菓子で、ブリオッシュの生地に
パネットーネ種の酵母を用い、レーズンなどのドライフルーツを入れて焼き上げたものです。
ドライフルーツが入らないものはPANDORO(パンドーロ: 黄金のパン)と呼ばれ、粉砂糖を
かけていただくヴェローナのパン菓子です。
パネットーネ酵母はイタリア国外へ出さないため、独特のあの味はイタリア国外のものでは
味わえません。
私は3年前に、PROSECCO(私が特に好きなスプマンテ☆☆☆)につけたレーズン入りの
パネットーネを見つけ、毎年クリスマスの楽しみにしています。

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今年は幸運にも、友人が先に見つけて届けてくれました。☆☆感謝です☆☆
☆☆☆BUON NATALE!☆☆☆

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by aula-magna | 2009-12-21 22:07 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(4)
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で作られた葡萄品種を材料として醸造
された発泡性のワインにのみに許された呼称のため、イタリアではこの発泡性ワインを
スプマンテ(spumante)と呼んでいます。不思議なもので言葉から受ける響きや
奥深さは何ともし難く、イタリア一辺倒の私も、スプマンテよりもシャンパンと言った方が
幸せな気分になれます。
先日は、あまりジャムをつけない私が「シャンパンで作ったオレンジ・ママレード」という
説明を目にしただけで、気品のある宝物を見つけたような気になって思わず購入し、
その洗練された味に、ますますシャンパン・ファンになってしまいました。

シャンパンの魅力は様々な名言を作らせています。マリリン・モンローは「毎晩シャンパンの
お風呂に入るのよ」と言い、作曲家のワーグナーは「シャンパンは、唯一生きる気力を取り
戻させてくれる素晴しいワインだ」、ウィンストン・チャーチルは「シャンパンは生きる意味を
知っている人間の日々の楽しみだ」とまで言ったそうです。

私が1984年来改訂を重ねてきた教材用のイタリア語文法のテキストが、今日出来
上がってきました。嬉しくてシャンパンならぬスプマンテをあけました☆☆☆
もちろん私の幸せ気分を何倍にもしてくれました☆☆☆

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by aula-magna | 2009-12-16 23:28 | ・日記 | Trackback | Comments(7)

月刊誌と隔週刊誌

イタリアの特集が載ると購入している雑誌に「フィガロジャポン」があります。
ファッショナブルで気負いがなく、イタリアへの先入観のない内容が気に入っています。
隔週に出るのですが欲しくて書店に行ったときは、もう次の号になってしまっていることもあり
買いそびれることもありました。この雑誌が創刊当時(20年前)の月刊誌に戻すという
記事を読み期待が膨らんでいます。
「出版不況のあおりもあるが、情報社会の中で、スピード感よりじっくり読める物を狙う。
毎号完全保存版を目指します」とありました。

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by aula-magna | 2009-12-12 22:29 | ・日記 | Trackback | Comments(2)
12月7日はミラノの守護聖人である「聖アンブロージョ」を祝う日で、ミラノ・スカラ座の
オペラシーズン(2009~2010年)開幕の日でもあります。この日は、著名人などの
着飾った観客とその熱気に劇場の周辺も特別な雰囲気に包まれます。
今年初日の演目は「カルメン」です。オープニングに先駆けてスカラ座は12月4日、
この演目を 「La Scala UNDER 30」 として6歳から30歳までの若者に10ユーロで
観劇できるプロジェクトを設けています。チケットはあっという間に売り切れてしまう
とのこと。
そして、この頃にはクリスマスの飾りつけも整い、普段はネオンのないイタリアの町の
多くの通りにキラキラと美しい光が灯り始めます。

Teatro alla Scala:
http://www.teatroallascala.org/it/stagioni/2009_2010/

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by aula-magna | 2009-12-07 18:47 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(5)
イタリアでは丘の上にある町が多いため、別の町へ行くには、丘の上の中心「Centro」
から出発する長距離バス「pullman」がとても便利です。
私がペルージャの大学に通っていた頃、ローマへ行くには、朝6時に一本だけ「Centro」
から出る「pullman」を利用していました。まだ暗い中を起きて、霧のかかった坂道を
バス停まで歩く途中、パン屋さん「panificio」の明かりだけが煌々とついていて、
通りにパンの香りが満ち満ちてそれはそれは幸せな気分になれたものです。
この感覚をしばらく忘れていたのですが、先日友人が、生徒さんが置いていった雑誌の
中に築50年の民家でやっているパン屋さんが載っていて、それが我が家の近くのようだと
知らせてくれたのです。インターネットで調べてみると歩いて15分位のところです。
複雑な地図を片手に迷いながら行ってみると、雑木林のそばに小さな階段があり、
登ってみると薄暗く、枯葉の積もった入り口に紐の付いたボール紙?が下げてあり
手書きで「本日完売」(午後2時でした)、人の気配もないので怖くなって帰ってきました。
なぜか気になるので、今日11時に再びトライしてみると、例のお知らせが裏返しになって
いて「OPEN!」とあります。一人のご婦人がパンをたくさん買って出てきました。
ガラス戸が開いたとたん「あの懐かしいパンの香り」が.........
中へ入ると、たった一人で切り盛りしている娘さんが、「今、釜から取ってきます」と言って
居なくなってしまったので、ざるに並んだパンを眺めてゆっくりと待っていました。
娘さんが抱えて戻った焼きあがったばかりの表面が栗色??
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山角(SANKAKU)のパン

こげ茶色の食パンを買いました。パンの暖かさと香りに包まれながら家に戻り、早速試食、
なんて美味しいのでしょう☆☆ 家中にパンの香りが広がって夢のような出来事でした。

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by aula-magna | 2009-12-05 14:17 | ・日記 | Trackback | Comments(7)
日比谷公園の推定樹齢400年と言われている「首賭け銀杏の大木」の黄葉を見に行って
きました。松本楼の横にあるこの銀杏の大木は、日比谷通り拡張の折、邪魔になるので
伐採されることになったとき、当時の設計者の本田静六博士が「私の首を賭けても移植を
して欲しい」と要望したことから無事に移植され、こう呼ばれるようになったそうです。
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(foto Yoh)

黄金の葉は散って絨毯のように木の下に積もっていました。大木でありながら何と美しく
繊細な木なのでしょう。一緒に行った友人が、「この木マイケル・ジャクソンの姿に似ている」
と言ったので、心はまた先日観た映画に........
マイケルは「This is it」の中で、自分の鼓動に耳を澄ませ音楽作りをしていました。
人の心をつかんで別世界まで連れてゆくあの澄んだエネルギーは、人間の鼓動、大自然
の鼓動にピタリと合っているから成しえるのだと思えるのです。

La Traviataの冒頭の部分では、アルフレードが、
Di quell’amor ch’è palpito  
Dell’universo intero   
Misterioso, altero
Croce e delizia al cor.
(神秘で気高い全宇宙の鼓動である愛に、この心は苦悩しながらも歓びにあふれるのです。)
と歌い、ヴィオレッタとアルフレードの物語は始まります。

今の社会のスピードは私達の心のリズムよりはるかに速く、すなわち大自然のリズムを
無視して進んでいるため、どこか儚く危うさをはらんでいます。
生活が人間の鼓動に、大自然の鼓動に合っていれば、人は安心し強くなれるはずです。

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by aula-magna | 2009-12-03 01:28 | ・日記 | Trackback | Comments(3)