イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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魂あるものなら誰でも、イタリアは芸術のあらゆるジャンルにおける美の国である
ことを感じとることができる。親しい友よ、あなたには、わざわざ証明してみせる
までもないことです。それに、ここではありとあらゆる細々としたことが、とりわけ
音楽を優遇しているように思える。
日中の激しい暑さの後に、生き物すべてを幸せに息つかせる冷気がおとずれる
夕方となる。一日のうちの最も心地よい時刻、それが観劇の時である。         
                                         スタンダール
                               「Stendhal alla Scala」より
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by aula-magna | 2009-08-23 12:46 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(2)
イタリア語では音をのばす (長くひく) ことはありません。
イタリア語のアクセントのある音を、日本語では長音として表記するので、
そのまま発音するとイタリア語の 「美しい響き」 が失われてしまいます。

Milàno を ミラーノ と表記しますが、
実は Mi-là-no à の音にアクセントを置きます。

Róma を ローマ と表記しますが、
実は Ró-ma ó の音にアクセントを置きます。

違いをお解りいただけますか?
イタリア語を美しく発音する大きなポイントのひとつです。

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by aula-magna | 2009-08-22 12:45 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(2)

l’interprete

イタリア語で通訳者は「l’interprete」と言います。
またイタリアで音楽会や演劇を見に行くと、その日の演奏者、歌手、俳優たちを
「gli interpreti : 通訳者たち」 と言って紹介します。この言葉を聴くと、彼らが
自分たちの体を通じて作品を観客に伝えるのだと言う姿勢がはっきり感じられ、
この表現一つで演奏したり演じたりすることの原点が分かるように思えます。
そして素直に「l’interprete」への期待も高まります。

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by aula-magna | 2009-08-21 18:37 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(2)

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パルマ音楽院の中庭
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アルトゥーロ・トスカニーニ(1867-1957)の胸像
(foto Yoh)

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by aula-magna | 2009-08-10 17:20 | ・フォトアルバム | Trackback | Comments(0)

ロッシーニのエピソード

大変美意識の強かったロッシーニは、辛辣さでもたくさんのエピソードを残しています。
当時その美声と驚異的なテクニックで大人気となったソプラノ歌手アデリーナ
・パッティ(1843-1919)は、その人気に乗じポスターなどの自分の名前を他の
出演者の3倍の大きさにするように要求していたと言われています。
この彼女が「セビリアの理髪師」のロジーナ役で、有名なカヴァティーナ 「Una
voce poco fa :少し前のあの歌声が」 を少々??自分流に歌ったときのこと、
ロッシーニは、「ブラーヴァ!大変素晴しい!だが、この曲は誰のものかね?」
と言って返事を待ったそうです。
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(Adelina Patti nelle vesti di Rosina)

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by aula-magna | 2009-08-09 17:03 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(0)
ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868)は、モーツァルト(1756-91)に
真の畏敬の念を抱いていました。
友人にモーツァルトの肖像画をプレゼントし、その下にこう記しました。
「マエストロの中のマエストロの前で脱帽せよ、私がしているように。」
また別の機会には「マエストロは私の青春の憧れであり、私の円熟期には
絶望、私の晩年には慰めであった」と。
フランスの政治家ギゾー(1787-1874)には、こうも言いました:「私にとって
ベートーベン(1770-1827)は全ての中で一番だ、だがモーツァルトは唯一である。」

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         ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ジョアッキーノ・ロッシーニ

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by aula-magna | 2009-08-08 22:20 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(0)