イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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ブッセートの Teatro Verdi

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(foto Yoh)
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by aula-magna | 2008-10-28 10:00 | ・フォトアルバム | Trackback | Comments(0)

酔っ払いを見かけない国

イタリアでは、夜、集まって食事をしても皆常識のように12時には帰路に着きます。
(ディスコ:Discotecaに行く場合は別として)
そしてイタリア人のお酒は、お料理を楽しむためのものなので、味が分からなくなる
ほど飲みませんし、注いだりもしません。
居酒屋 (Osteria) などで常連のような客達が酒気を帯びて騒ぐ姿はあっても、
日本人のように泥酔してふらふらしながら帰宅する姿を目にしたことはありません。
普段から自己を主張し、喜怒哀楽のはっきりとした生活をしているので、お酒の力を
借りてストレスを発散するという感覚は持たないのです。またお酒の席でのこととして
許される人間関係もありません。
冬の到来を間近にすると、いつもこの違いを思ってしまいます。

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by aula-magna | 2008-10-27 22:28 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)

飲む?

イタリア語では、具の入ったスープ(zuppa, minestra, minestroneなど)は
「mangiare:食べる」 と表現し、「飲む:bere」 とは言いません。
そのためお味噌汁の場合は 「mangiare:食べる」 と翻訳します。
「日本人は何でも飲むのだね、薬まで飲むのには驚いた!」とは、日本語を学ぶ
イタリア人の言葉です。
確かに日本語では 「息」 「涙」 「条件」 までも飲むと言いますね。

ついでに......
スプーン (cucchiaio) かフォーク (forchetta) か?
リゾット (risotto) は、スプーンではなくフォークを使って食します。

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by aula-magna | 2008-10-22 23:33 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)

サッカー観戦と TIFOSI

イタリアではスポーツチーム、特にサッカーチームの熱狂的なファンをサポーターといわず
TIFOSI (ティフォージ:チフス患者) と呼びます。
大きなサッカー試合が行われる日のイタリアの町は朝からそわそわとして、スタジアムは
超満員となります。試合開始の合図で選手たちが現れると、興奮した観客達の歓声が
スタジアムに地鳴りのように轟き渡ります。特に南北のCURVA (クルヴァ:カーブ) と
呼ばれる場所に陣取ったTIFOSI達は、音頭取りの応援団長の応援歌?(普段は耳に
できない悪態)を、相手チームへ向かって叫びながら合唱?しています。
試合が進み、誰かがゴールを決めようものなら、観客はみな総立ちになり、轟音とも
言うべき歓声と熱気でスタジアムが揺れます。本当のところ何が起こっているのか
分からなくてもお構いなし、とにかく皆 TIFOSI となって熱狂します。
試合が終わると勝ったチームの TIFOSI 達は車に分乗し、連なって走りながら窓から
半身を乗り出し、叫び、旗を振り、町中をパレードします。自分達のチームが勝った日は、
町行く人の表情もとてもにこやかです。

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by aula-magna | 2008-10-18 20:18 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)
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(foto Yoh)
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by aula-magna | 2008-10-14 00:29 | ・フォトアルバム | Trackback | Comments(0)

ドルチェ (dolce) の名

イタリアでは、午後のティータイムという習慣がないので、ケーキすなわちドルチェは
食後のデザートになります。レストランなどで奥のテーブルに並んだドルチェを頭に
入れてのパスタや主菜のメニュー選びは楽しいものです。

デザートの中で「なぜだろう?」と名前に違和感を覚えるものに 「Zuppa inglese
(ズッパイングレーゼ)」 があります。訳せば 「イギリスのスープ」 となりますが、
スープでもなくイギリスに特に関係もないイタリアの代表的なドルチェです。
(リキュール酒やシロップをたっぷり含ませたスポンジケーキとカスタードクリームを
交互に重ねたものでしっとりとしたケーキです。)

日本でも流行った「Tirami su (ティーラミス)」は直訳すれば、私を上に引き上げて、
すなわち「私を元気にしてね!」という意味です。
「Tirami su!」と注文するだけで元気が出そうです。
(フィンガービスケットを並べてエスプレッソを染み込ませ、カスタードソースとマスカル
ポーネチーズを合わせたものを加え冷やし、仕上げにココアパウダーをふりかけます。)

「Macedonia(マチェドーニア)」 はフルーツのデザートですが、アレキサンダー大帝が、
マケドニア法のもとにさまざまな人種を統一したことにあやかり、色々な果物をひとつに
合わせたものをこう名づけたそうです。
(旬の果物、メロンや桃、梨などをサイコロのように切って、リキュール酒やシロップで
合わせたものです。)

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by aula-magna | 2008-10-13 23:20 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)
Giuseppe Verdi (1813-1901) は、1813年10月10日20時*分に
Carlo (1785-1867) とLuigia Utini (1787-1851) の長男として、
イタリア、ブッセートの小さな村レ・ロンコレに生まれました。
父カルロは宿屋兼雑貨屋を営んでいましたが、この地での生活は容易では
なく、自分自身のことを語りたがらなかったヴェルディが、年老いてから
「子供の頃は辛かった」 とフランスの伝記作家カミーユ・ベレーグに語っています。

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レ・ロンコレのヴェルディの生家

ヴェルディは、恵まれずに引退した音楽家100人を収容できる3階建ての美しい建物を
ミラノに完成させたのち亡くなりました。この「音楽家の憩いの家」は、ヴェルディの最高
傑作とも呼ばれ、ここに最初の住人が迎えられたのは1902年10月10日でした。

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by aula-magna | 2008-10-10 01:08 | ・イタリアオペラの話 | Trackback | Comments(0)

誰かに会える

陽が暮れ始めるとイタリアのお洒落なバールは、日中のカフェに代って、ビールや
スプマンテ、ワインなどアルコールの注文に追われます。
バールのカウンターにはオリーブの実、ナッツ、ポテトチップスなどが、美しい器に
美しく盛られて並べられます。ここに何年か前からコイン大の「歌舞伎揚」が仲間
入りを果たして大人気です。これらを自由につまみながら、この時間のバールは、
まるでパーティー会場さながら、みんな立ったまま愉しそうに談笑し、1~2杯を
ゆっくり空け 「A domani!」(また明日!) 「Buona notte, sogni d'oro!」
(おやすみなさい、黄金の夢を!) などと言って別れてゆきます。
バールか広場に行けば必ず知人に会えて、互いに言葉を交わす習慣は素敵です。
日本でもこんな風に一日を締めくくれたら、より楽しく過ごせると思うのです。

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by aula-magna | 2008-10-09 17:53 | ・イタリアのこと | Trackback | Comments(0)

OTTOBRE:10月

10月は、日本もイタリアも気持ちの良い爽やかな季節で、イタリア旅行には、
最もお勧めしたい月です。
この「10月:ottobre」など、月の名称について度々出る質問があります。
9月settembre、10月ottobre、11月novembre、12月dicembre と
9月以降、数字のsette(7)、otto(8)、nove(9)、dieci(10)が、
「2」ずつずれて名づけられているのはなぜ?

古代ローマ暦では3月(marzo)を最初の月としていたので、9月は7番目、
10月は8番目となります。そして2月が最後になるため、閏年の余分の1日は
2月末に入れたのです。
現在の英語の月名もこのローマ時代の名称からきています。
前46年カエサルが太陽暦を採用してから、1月(gennaio)が年初になりました。

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by aula-magna | 2008-10-02 18:14 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(0)