イタリアオペラ翻訳家 とよしま よう のブログです。


by aula magna
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イタリア国外の人名と地名

ペルージャ外国人大学に在学中、機会に恵まれてペルージャ音楽院の音楽史の
コースに通っていたことがあります。
イタリア語での講義を理解するのがまだ大変だった頃で、最初のテキスト無しの講義では
「バック」~~~「ショピーン」 と不思議な単語が何度も出てきて面喰い、何が何やら
分からぬまま授業が終わってしまいました。
当時イタリアでは、「Bach :バッハをバック(伊語ではhは発音しません)」
「Chopin :ショパンをショピーン」 とイタリア語読みで言っていたのです。
Rachmaninovは、今でもラクマニノフです。
プッチーニのオペラ 「蝶々夫人:Madama Butterfly」 を"マダーマ・ブッテルフライ"と
発音するのには少々抵抗がありました。

私が初めて渡伊した1972年はミュンヘンオリンピックの年でしたが、テレビでは
「Giochi Olimpici di Monaco」 と言って放送されていたので、「なぜモナコ?」と
不思議に思ったものです。イタリア語でMonaco:モナコと言えばミュンヘンで、
モナコ公国は、Principato di Monaco となります。
オーストリアの首都ウィーンは、イタリア語ではVienna :ヴィエンナです。
今では笑い話のようなことも、少し前までは情報が少なく辞書も簡単なものでしたので、
分かるまでにエネルギーを要しました。

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Commented by SACRA at 2008-09-15 21:36 x
音楽院まで通っていたなんて!さすがオペラ翻訳家第一人者である、とよしま洋先生です。洋先生のオペラの字幕は音楽の流れを後押しするかのようです!いろんなオペラで字幕をぜひやって下さい!それからイタリアの戯曲をぜひ訳していただいて、その舞台をぜひ加藤健一さんに公演していただきたいです!!
Commented by aula-magna at 2008-09-20 14:37
イタリアの戯曲にも面白いものがたくさんあり、まだ翻訳されていない作品で愛読書にしているものもあります。訳してみたくなりました。

by aula-magna | 2008-09-13 23:14 | ・イタリア語コラム | Trackback | Comments(2)