パドヴァの植物園(Orto Botanico)
2012年 01月 28日
今、森下文化センターのイタリア語講座では、イタリアの文化遺産について学んでいます。
資料を読むと毎回驚かされることばかりで、これらを知った上で訪れるといっそう感慨深い
ものになるであろうと夢が広がります。
1997年世界遺産に登録されたヴェネト州の町パドヴァの植物園は、植物の研究目的で
つくられた世界最古の大学附属植物園で、1545年7月7日にジュスティーナ修道院の
一部を植物園として開園しました。園内で最も古い植物は1585年に植えられた椰子の
木で、1786年9月27日に、ここを訪れたゲーテは、この椰子の木を見て啓示を受け、
独自の自然観で「植物変体論」(1790年)を書いたとされています。そしてこの椰子の
木は、現在「ゲーテの椰子」と呼ばれています。
この植物園は、ヨーロッパ最初のひまわの開花に成功、イタリアで始めてジャガイモを
栽培するなどの偉業を成し遂げ、開園以来世界中の優れた科学者たちの最先端を行く
研究が集められています。
またパドヴァ大学ではガリレオ、ダンテ、ぺトラルカが教鞭を取り、コペルニクスが学んだ
ことでも知られています。
これら計り知れない歴史の重さ、イタリアの文化の豊かさに圧倒されながら学習は
進んでいます。
資料を読むと毎回驚かされることばかりで、これらを知った上で訪れるといっそう感慨深い
ものになるであろうと夢が広がります。
1997年世界遺産に登録されたヴェネト州の町パドヴァの植物園は、植物の研究目的で
つくられた世界最古の大学附属植物園で、1545年7月7日にジュスティーナ修道院の
一部を植物園として開園しました。園内で最も古い植物は1585年に植えられた椰子の
木で、1786年9月27日に、ここを訪れたゲーテは、この椰子の木を見て啓示を受け、
独自の自然観で「植物変体論」(1790年)を書いたとされています。そしてこの椰子の
木は、現在「ゲーテの椰子」と呼ばれています。
この植物園は、ヨーロッパ最初のひまわの開花に成功、イタリアで始めてジャガイモを
栽培するなどの偉業を成し遂げ、開園以来世界中の優れた科学者たちの最先端を行く
研究が集められています。
またパドヴァ大学ではガリレオ、ダンテ、ぺトラルカが教鞭を取り、コペルニクスが学んだ
ことでも知られています。
これら計り知れない歴史の重さ、イタリアの文化の豊かさに圧倒されながら学習は
進んでいます。
by aula-magna
| 2012-01-28 00:36
| ・イタリアのこと
|
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