「ノルマ」公演の字幕を終えて
2009年 02月 10日
オペラの字幕を制作する上で、いつも心に誓っていることがあります。
わかりやすいこと、イタリア語をできうる限りそのまま生かし、言い過ぎないこと
(字幕で説明をしないこと)、言葉が音楽のリズムに合っていること。
すなわち観客の方々に、イタリア語と日本語との間にある壁を少しでも取り去って
イタリア語と音楽の心地よい結びつきを感じていただけるような字幕作りを目指して
います。文字数制限もあるため、重唱やセッコの部分は特に難しく、いつも本番
ぎりぎりまで悩み抜きます。
理想としては、字幕の日本語が曲の中に融け込んで字幕を読んでいるのを忘れて
いたように感じていただけるところまで行けばと思っています......
わかりやすいこと、イタリア語をできうる限りそのまま生かし、言い過ぎないこと
(字幕で説明をしないこと)、言葉が音楽のリズムに合っていること。
すなわち観客の方々に、イタリア語と日本語との間にある壁を少しでも取り去って
イタリア語と音楽の心地よい結びつきを感じていただけるような字幕作りを目指して
います。文字数制限もあるため、重唱やセッコの部分は特に難しく、いつも本番
ぎりぎりまで悩み抜きます。
理想としては、字幕の日本語が曲の中に融け込んで字幕を読んでいるのを忘れて
いたように感じていただけるところまで行けばと思っています......
字幕に対する世間の見方は、対訳をつなげたり切ったりして作っているのだろう・・・です。だからこそ洋先生の字幕は他とは比べようもないくらい自然でオペラを楽しむことが出来るのです!これからも期待いたします!!
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aula-magna at 2009-02-11 15:16
良いオペラに出会った方が、より豊かな気持ちになれるお手伝いができれば嬉しい限りです。厳しい言葉もいただければ幸いです。
by aula-magna
| 2009-02-10 00:17
| ・日記
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Comments(2)